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ヒトとモノ

自分の願望や趣味、欲しいもの、人間は自らつくり出したモノに価値をつけ、
日々、生産と売買を繰り返している。
どのようにして、価値が生まれたのか?
マルクス(一応、私は経済学部卒である)によれば、
商品を消費しすることで、人間に直接的に役に立つ意味での“Use value ”(使用価値)と、
他の商品と交換ができる、いわゆる物々交換で示される価値での“Exchange value”(交換価値)
の2通りの価値の解釈をし、本来価値を決めるのは、その商品を生み出す際に使用した、
労働力の投下量を客観的かつ平均的にみて決定されるものが価値の実態と説いている。
単純に言い換えれば、価値=労働量(自主決定ではない)ということだ。
じゃあ、お金(貨幣)はというと、価値=貨幣ではなく、あくまでもすべての価値を表現できるだけ
の一般等価物であり、いつの間にか貨幣に価値があるという観念は、いわゆる貨幣に対する物神性で
あり、人間が神を崇拝する行為と変わらないということだ。
ここまで書くと、いやいや違うだろ! という声が聞こえてきそうであるが、もちろんこれらは
アダム・スミスやマルクスが資本主義を解明するために用いた理論であり、これらが証明されたから
と言って、現在の社会の経済を揺るがすものではないが、反対意見する側の人はこれも範疇内か?
お伺いしたい。
【遭難船に乗っているあなたは、5日分の食糧を持っている、救助が来るかどうかはわからない。あなた以外に4人の人間が乗っていて、それぞれは食糧を持っていない。その4人の人間があなたに、「お金で食糧を売ってくれ!」と頼みました。】
あなたは食糧とお金を交換しますか?
続きはモデルハウスで話しましょう!
マエカワでした。

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