住宅ローン、金利プランのメリット、デメリット
こんにちは、営業のクロダです。
つい先日が正月だったような気もしますが、今日で1月が終わります。
今年の4月から消費税率が8%に引き上げられ、マイホーム購入を検討される方もそうでない方も、今後の生活にどう影響するのか心配されているのではないでしょうか。
今年に入り、大手銀行の住宅ローン固定金利が引き上げられたことは先日の記事でも取り上げました。地方銀行やJAバンクなども追従して、徐々に固定金利を引き上げつつあるようです。
さて、住宅ローンはその借入額の大きさから金利に左右されがちですが、全期間固定金利、期間選択固定金利、変動金利の特徴についておさらいしてみましょう。
全期間固定金利(フラット35)
○メリット
・市場の金利が上がっても影響を受けない
・完済まで借入時の金利が適用される
・借入の時点で毎月返済額、総返済額が分かるため、返済計画が立てやすい
×デメリット:
・変動金利よりも金利が高い(3.45%:全期間固定35年/熊本銀行)
・市場の金利が下がっても影響を受けない
期間選択型固定金利
○メリット
・選択した期間中の毎月返済額が分かる
・変動金利よりも返済計画が立てやすい
×デメリット
・固定期間が終了した後に適用される金利は高め(1.15%:5年固定/基準金利から△1.00%:固定期間終了後/熊本銀行)
変動金利
○メリット
・固定金利よりも金利が安め(1.325%/基準金利から△1.80%/熊本銀行)
×デメリット
・市場の金利が上がると返済額も上がる
・市場の金利の動向に左右され、返済計画が立てづらい
商品それぞれに「返済計画が立てやすいかどうか」といった特徴がありますが、他のローンよりも借入額が大きな住宅ローンでは金利も重要です。
最適な金利プランは住宅ローンを組まれる方ごとに異なるものの、変動金利のメリットである「金利が安い」ことは大きな魅力です。
変動金利は「半年ごとに適用金利が、5年ごとに返済額が見直される」ことから、その時点から毎月返済額が高くなる可能性があります。
もともと固定金利よりも返済額が低めですので、毎月返済額とは別に預金を続けることで、もしも返済額が上がった場合の差額に充てる返済計画を立てられるよう、オススメします。
以上、営業のクロダでした。