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2月24日からフラット35で10割融資が受けられるようになります

こんにちは、営業のクロダです。

先日、住宅金融支援機構は2月24日融資実行分から「フラット35」における10割融資(頭金なし融資)を行うと発表しました。

これまでの「フラット35」は9割融資のため、原則的に住宅購入資金の1割を頭金として用意する必要がありました。頭金がない場合は[フラット35]を選択肢から除外するか、もしくは残りの1割を若干高めの金利で融資を受ける商品(SBIフラットαなど)を使う必要がありました。

今回の発表で、同機構は「融資率が9割を超える場合は、融資率が9割以下の場合と比較して、返済の確実性などをより慎重に審査する」としており、また9割を超える融資を受ける場合の金利が0.4%上乗せされる見通しとのことです。

フラット35 SBIモーゲージ(2014年2月15日時点)

スタンダードタイプ(事務手数料:融資額×2.0%)

◯フラット35(9割融資)

 20年以内:1.53% 21年以上:1.79%

◯SBIフラットα(変動金利・残りの1割を融資)

 35年以内:2.475%

◯フラット35(10割融資)

 20年以内:1.93% 21年以上:2.19%(+0.4%で計算)

3,000万円の借入額を例に、9割融資(+1割を変動金利で借り入れた場合)と10割融資の返済額を比較してみました。

◯フラット35(9割融資)

 借入額:2,700万円(9割)

 金利:1.79%

 月々返済額:86,558円

◯SBIフラットα(残り1割融資)

 借入額:300万円(1割)

 金利:2.475%(変動金利)

 月々返済額:10,684円

月々返済額合計:97,242円

◯フラット35(10割融資)

 借入額:3,000万円

 金利:2.19%(予想)

 月々返済額:102,329円

月々返済額合計:102,329円

大雑把な計算ですが、フラット35で9割融資+残り1割を変動金利で借り入れるより、10割融資を受ける場合の月々返済額が大きくなりました。

[フラット35]で住宅ローンを組む最大のメリットが「毎月返済額が確定することで、返済計画が立てやすいこと」だとすると、毎月返済額が高いまま確定する意味がありません。

結局のところ、フラット35のメリットを活かすためには「余裕のある毎月返済額にするために、頭金を充当して借入額を下げる」ことが効果的です。

(クロダが担当する[阿蘇市黒川]M様邸ZERO-CUBEの現場は雪が積もっていました)

以上、営業のクロダでした。

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