「あの時こうしておけば…」後悔しないためのリアルな家づくり失敗談

「マイホームを建てる」と決めたときのワクワク感。
理想の間取り、家族の成長を見守る空間、庭にテントを張って休日にBBQ…夢はどんどん広がる。
だけど、実際に家が建ち、暮らしが始まってみると──「やっちゃった…」という後悔も少なくありません。
この記事では、家を建てた多くの先輩たちが実際に感じた“失敗”や“盲点”を紹介しつつ、最後にちょっとだけ、人には言いたくない「家づくりの裏ワザ」もお伝えします。

悩んでいる夫婦

「動線」がズレると、毎日が地味にストレス

「家事ラクで、子育てしやすい家」を理想にしていた家族が取り入れた、家の中心にアイランドキッチンを据える回遊動線。
しかし生活してみたら「あれ?なんかおかしい」となりました。回遊導線を考えたはずなのになぜそれが起こったかというと、それは“洗面所とベランダが別の階だったことが原因”でおこったのです。
台所で料理をしながら、お風呂場や洗面所に行けるよう家の中心に据えられたアイランドキッチン。しかし、洗濯物は陽が当たりやすい2階にしよう!と考えて設計をしたのです。そして、生活をしてみたら、洗濯物を2階へ運び、乾いたら1階へ降ろし洗濯物を畳むという家事動線になってしまっていたのです。
これは、台所から洗面所やリビングへの導線を考えてはいたものの、洗濯機をまわした後のアクションを考えておらずおこった失敗例です。毎日行う家事だからこそ、その家事で起こすアクションを全て考えておかなければ、こういった導線のズレが生じて、生活にストレスが生まれてしまいます。
間取り図では便利そうに見える動線も、生活の「順番」や「回数」を考えて設計しないと、無駄に遠回りだったり、使いにくかったりする。
「キッチン→洗濯→干す→たたむ→しまう」がワンストップで完結する導線を意識するだけで、日々のストレスがぐっと減ります。”毎日行う家事だからこそ、このワンストップで完結させる導線を考えて設計することが、日々の生活を豊かにしてくれるポイントとなります。

広すぎるリビングの落とし穴

「子どもがのびのび遊べる家」を夢見て、リビングを22帖に拡張。壁を少なくして開放的な空間を目指しました。
ところが暮らし始めてみると、冷暖房の効きが悪い。冬は寒いし、夏はエアコンがフル稼働。「光熱費が前の賃貸の1.5倍に…」さらに、広すぎる空間と家具の大きさがなじまず、落ち着かない雰囲気に。子供も結局、広く設計したリビングではなく、家族を近く感じられるキッチンの近くやダイニングで遊び、結局家族で集まるのはダイニングだけになった。なんてことも起こりえます。
つまり「広い=快適」ではない、ということ。その家族の生活に合ったスケール感と、断熱・空調設計のバランスが重要です。

収納は「量」より「場所」

収納

家づくりで「収納はたっぷり!」と意識する人は多いけれど「収納の“位置”」で後悔するケースも多々あります。
「玄関にベビーカーを置く場所がない」「2階に大きな納戸があるけど、日常では全然使えない」などなど。モノって“よく使う場所の近く”に置けないと意味がないんです。つまり“用途別収納が重要”なんです。掃除機は各階に1台置ける収納、タオルは脱衣所のすぐ横、子どもの学用品はリビングに近い位置、など。
収納の量よりも、「使う場所に、必要なだけ」の考え方が、暮らしの質を大きく左右します。なんとなく、で収納場所を考えると、家を建ててから後悔することになりかねません。

「将来」のことを誰も教えてくれなかった

住宅の将来

「とにかくオシャレな家にしたい!」とデザインに全振り。吹き抜けとガラス張りのリビング、コンクリート打ちっぱなしの外観。見た目はすごくかっこよく、遊びにくる友人にも「かっこいいね!」と褒められる家が完成。
しかし、子どもが小学校に上がる頃、「部屋数が足りない」「ガラス窓が多く、夏の日差しが強く、遮熱性も不十分。」などの問題に直面しました。
家族構成の変化、子どもの成長、両親の介護…想像しきれない未来を全て考慮はできませんがせめて「今+10年後」の目線は絶対に持つべきです。

ご近所・土地選びの落とし穴

建物に夢中になって、土地選びをおろそかにするパターンも。
駅チカ・価格も条件に合っていたため即決したものの、入居後に気づいたのは「通学路が交通量多すぎ」「自治会が厳しい」「病院が少ない」「近所のスーパーの閉店時間が早い」「バス停が遠い」「近所に子供の遊び場がない」などの問題。
家は気に入っていても、建ててしまったら「場所」は変えられない。だからこそ、土地選びには「価格」「アクセス」だけでなく、周囲の生活環境やコミュニティの空気感も大事なんです。
そこで大事なポイントなのが「昼と夜」「平日と週末」両方チェックしておくこと。そうすることで、建てたあとの見えないリスクを減らすことができます。

公開されない!リアルな家づくりのコツ5選

・「理想の家」ではなく、「暮らしやすい家」を目指す
→使いやすさと無理のない生活動線が最優先事項。
・設計士や営業には「生活パターン」を具体的に話す
→「朝は夫婦同時に支度」「洗濯は夜干し派」など、暮らしのクセを共有すべし。
・モデルハウスの「空気感」に惑わされない
→実際に住むと家具・荷物で印象は変わる。冷暖房の効きや動線を重視。
・第三者の“赤ペンチェック”を入れる
→親、友人などの家づくり経験者などに「本当にこれでいい?」と聞くと、盲点に気づく。
・“余白”を残す勇気を持つ
→完璧を目指しすぎず、暮らしながらカスタムするくらいがちょうどいい。

最後に

家づくりは「一世一代の大イベント」と言われますが、実は“暮らしを育てていくスタート地点”でもあります。
失敗しないための唯一の方法は、「何が大事か、自分たちで優先順位をちゃんと決めること」。
“情報”に振り回されず、“理想”に縛られすぎず、“未来”に怯えず。
「今、ここに住む自分たち」にぴったりの選択をしていきましょう。
たくさんの家づくりをサポートしてきたゼロキューブ熊本中央だからこそ、提案できることがたくさんあります。これから家づくりを検討されている方、後悔しない家づくりをするために私たちが全力でサポートさせていただきます。

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